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沢木耕太郎講演会 「旅する力」(追記あり) [イベント]

700人は入るという会場は立見が出るほどの盛況ぶりだった。
なにしろ入場料無料、チケット販売はなし。
開場30分前に着いて正解だった。
行列の周りを見れば、やはり20代の若者が目立つ。

沢木耕太郎講演会 「旅する力」 (早稲田大学世界旅行研究会主催)

この日から始まった、早稲田祭イベントの一つ。
プログラムには、“バックパッカーのバイブル『深夜特急』の著者・沢木耕太郎氏”という紹介。


       1103講演会ポスタ1.JPG

       1103行列.JPG
                到着時点で200人待ち

       

まずは、映画の話題から講演が始まる。
月に一度、映画批評を書く仕事があって(朝日新聞夕刊「銀の森へ」のこと)、義務的にせよ映画は観ざるを得ない。
それは半ば苦痛でもあるが、そのお陰でかろうじて現在と繋がっていられる、と。

映画といえば。。。
最近公開された、ショーン・ペン監督の『イントゥ・ザ・ワイルド』
その関連で思い出すのは、若き日のチェ・ゲバラを描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』

ショーン・ペンにしても、わざわざ『モーターサイクル』と同じカメラマンに撮影を依頼して、この2作品を繋げているかのようだ。
2作品に共通するのは、頭脳明晰で生活に恵まれた20代の若者が、全てを捨てて旅に出るというストーリー、そして実話をもとにしているということ。
やがて、一方はアラスカで命を落とし、一方はキューバで革命を起こす。
どちらも旅に出なければなかった未来。
旅は時に人生を変えてしまう。


       1103開始前.JPG

沢木氏によれば、若い時の旅の財産は二つ。

一つは、経験がないこと。
ないことが財産。
見るもの聞くものが新しいから、その新しい経験が旅を生き生きさせる。
ただし、新しく得た経験が、意味のあることだということが分るぐらいの経験は欲しい。

もう一つは、お金がないこと。
お金があればスムーズに事が運び、時間も節約できるのに、お金がないことでトラブルになったり、時間がかかったりする。
しかし、そのことが旅を深く濃くさせる。

旅の途中では予期しないことが必ず起こる。
若い時は、肉体的にも精神的にもその切り抜け方が分らない。
だから、一つずつ学んでいくことになる。
そうすることで自分が変わる、変わらざるを得ない。
たとえ、自分が根底から変わるようなことになっても、恐れないように。

若い聴衆を意識した講演だった。
たしかに、その年齢でなければ出来ない旅はあるだろう。
ただ、若くなくても人は旅をする。
その時に、沢木氏のこの日の言葉をどこかで思い出すだろうか?
そんな余韻が残った。

最後に、韓国版の『深夜特急』に自身が書いた、あとがきを朗読。
彼が初めて訪れた外国は韓国だったという。
その思い入れが文章にはにじみ出ていた。

旅に教科書はない、教科書を作るのはあなた。


こう締めくくって、ちょうど2時間の講演が終わった。
余談だが、彼は一人旅を好みながらも、
食事の時だけは誰かに居て欲しい、と付け加えたのがとても印象的だった。


深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 文庫


※※※※※

[お・ま・け]
会場の外は学園祭もたけなわ。
そんな雰囲気を少しだけ。
私も、模擬店でドラーニキ(ロシア料理・じゃがいものおやき)を買った。

1103別の講演会.JPG 1103似顔絵.JPG

1103焼きうどん.JPG 1103これがドラーニキ.JPG 




「追記」 ここからが追記です。(11月11日10時20分記す)

上記の記事で、沢木氏の映画批評欄について、朝日新聞夕刊「銀の森へ」と紹介致しましたが、
朝日新聞社に確認したところ、以下の通りと判明致しました。
間違った情報となってしまい、申し訳ありませんでした。

・2007年4月10日より 「銀の街から」と改題し、朝刊掲載に移行。
 月1回掲載だが、掲載曜日等は不定期。
 なお、本日の朝日新聞朝刊に掲載されています。
・2007年3月5日掲載の「銀の森へ」で、夕刊掲載は終了。



≪11月の陸≫

①学園祭に飛び入り?
でも、人込みは苦手。


       1103陸も参加.JPG

       1103陸も参加1.JPG

②ワクチン注射に殴りこみ?
これだけは代わってあげられない。

       1103これから注射.JPG

 (動画も)

    
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コメント 58

MORIHANA

昔、深夜特急のTV版を見たときに、
こういう旅は若いときにしかできなぁ。あと20年くらい
若かったら…と、しみじみ思いました。
沢木さん役の大沢たかおが良い雰囲気をかもし出していた
のも、目が釘付けになった(笑)理由のひとつかもしれませんが。

大人になると(歳をとると?)失ったものが妙に輝かしく、
いとおしく思えますよね。

by MORIHANA (2008-11-05 09:21) 

みなみー

よくこの情報を取得できましたね。
聴きたかったな~
沢木さんの本は、歯切れがよくて結構好きです。

「食事の時だけは誰かに居て欲しい」
この気持ちは理解できますね~
この年になると、友達と一緒に旅行に行っても別の部屋がいいなって思ってしまいますが、ご飯は1人じゃ寂しい。
by みなみー (2008-11-05 09:24) 

jewel

ロシア料理のおやき?
食べてみたい~~
陸くん、びくびくしちゃってるのかな?
ジュエルもひとがいる場所は
全然ダメです・・・
一応だんなと私と一緒なら大丈夫なのだけれど
私とふたりの時はもうダメダメ(笑)
陸くん注射偉いね~
ジュエルは注射されても気づかないよ(笑)
鈍感なんですー
by jewel (2008-11-05 12:03) 

もも

陸クン、診察台の上でおりこうにしてますね。
カレンは高いところが苦手なので、嫌いな病院の中でしかも高い診察台の上なんてもうあり得ないらしくって毎回腰砕け状態です(^^;;;なので陸クンみたいにきっちり立ってる姿を見るとすっごく凛々しく見えます!そんな凛々しい陸クンだけど、やっぱり注射が終わって診察台を降りた後の顔はホッとしたのかとっても嬉しそうに見えます♪
by もも (2008-11-05 12:10) 

みゆき

陸くんの診察台の上での落ち着き払った態度、さすがです。
ヤマトは診察台に乗せると、テンションが上がってしまって、
全然ジッとしないし、先生の顔をペロペロ舐めたり、
時にはオシッコをしたり、もう大忙しです。(^^;
by みゆき (2008-11-05 15:37) 

masiko

沢木耕太郎のスッパとした明晰な文章が大好きです。
陸くんの神妙な顔が超可愛い!
by masiko (2008-11-05 17:26) 

misso

沢木耕太郎講演会レポート、お待ちしておりました~(笑)。
確かに若いときは、経験がなくてお金がなくて、
だから、臆病で貧乏で、旅どころじゃなかった。
もったいなかった~、あ~~!
って、後悔しても遅い~、あ~~!
でも、よくよく考えれば、経験もお金もないのは今も一緒なので(笑)、
今からでも遅くない!かも?
by misso (2008-11-05 20:20) 

柴壱

陸君の動画、何だか不安そうな様子が伝わってきますネェ

私も、若い頃は旅行大好きでした。
さすがに、バックパックの海外旅行はできませんでしたけど(笑)
三脚にカメラ(バ○チョ○ですが)つけて、あちこち歩き回っていましたよ。
荷物が重い時は、道端で焼きイカ売ってるオバチャンに「2時間くらい預かって」
なんて頼んだりもして。
若さゆえに、地元の人とコミュニケーションをとりながら旅を楽しめたのかも、今思えば。
by 柴壱 (2008-11-05 21:42) 

youzi

確かに若いころの旅は感動が多いですね。
友人はあちこち行っているので、旅行に行っても
あまり感動しなくなったと言っていました。
お金がないと、なんとかしようと考えるので
また色々考えるのも楽しいんですよね。

診察台の上の陸くん、とても不安げな感じですね。
表情がとても、ももに似ていました。

by youzi (2008-11-05 21:51) 

袋田の住職

沢木耕太郎さんの本はいろいろ読みました。
by 袋田の住職 (2008-11-05 21:52) 

チヨロギ

ポニョの大橋のぞみちゃんが登場したというニュースは見たのに、
こちらの講演会は全然知りませんでした~o( ̄ー ̄;)ゞ
そういえば沢木さん、「イントゥ・ザ・ワールド」の映画評を書いていましたね。
内容はうろ覚えだけど、映画を観てみたくなったことは憶えています。
(でも見逃してしまいました~(T_T))
「旅の財産」、とくに「お金がないこと」には深く同感しますね!
大学時代、友人と二人で北海道を超倹約旅行したのですが、
お金がなく時間だけはたっぷりあることを最大限に生かして、
一生思い出に残る「深く濃い」旅をしました。
函館の夜景を見ながら青函連絡船で青森に渡るときの切なさといったら・・・。

動画の陸くん、終始うつむき加減ですね。でもよくがんばった、エライ!
by チヨロギ (2008-11-05 22:01) 

Michy

こんばんは。
早稲田の学園祭ですか?
活気があって楽しそうですね。
旅のお話…なるほどね〜って思いながら読ませて
いただきました。
私も若い頃一人で出かけることも多かったですけど、
やっぱりお金がなくて我慢したり、遠回りしたりし
ました。
でも、今から考えるとお金があってスムーズにいった
ときより思い出すことが多いです。
もちろん、これからも旅には行きたいと思っています。

病院での陸君のちょっと情けない顔がかわいいです。
終った後のホッとしたお顔も印象的でした。
by Michy (2008-11-05 22:05) 

わやや

余の先輩が、「若者には、時間と体力がある。歳をとると、それらを失う代償としてお金を得る。」とよく云っていました。今回でお金だけではなく貴重な経験から体得するんだと理解しました。
チェ・ゲバラ、
「自由と放浪を愛した若き革命家、長髪とヒゲ葉巻が似合うクールガイ。ニコンを愛用し戦闘中でもゲーテを手放さない読書家でゴルフの腕前はシングル。自称20世紀のちっぽけな冒険兵士。」
赤いキリストとして颯爽と南米を駆け抜けました。
閉塞感の世界に理想にまっすぐだったチェ。広島にもお忍びで来ました。
「米国に原爆まで落とされてまだ何も云えないのか?」と日本人に質問していたチェ。死後、Tシャツにも、浦和の団旗の中にも、G-SHOCKにも、学生運動中の帝大でも写真として生き続け、カストロより魅了するチェ。
その行動力の1/100でも見習いたいものです。

by わやや (2008-11-05 22:57) 

きす

陸君ソワソワしてるみたいですねw
かわいい♪
by きす (2008-11-06 00:01) 

ハイマン

早稲田祭はホント面白いよなぁ
もう久しく行っておりません~
by ハイマン (2008-11-06 00:26) 

チヨロギ

訂正:「ワールド」→「ワイルド」でした。失礼しましたっ!
by チヨロギ (2008-11-06 00:32) 

kurumi

おはようございます。
旅行の心得(?)、聴講しているであろう大多数の大学生には
いいお話だったと、もちろん それ以外の年齢の方にもですが・・・。
でも、もう過ぎてしまったものにとっては それならもっと旅行をしておけばよかった、と思ってしまいそうでもあり・・・。なーんて後ろ向きな!笑
陸くんは神妙な表情で・・・。陸くんの場合 経験がかえってマイナスに作用しているようです。(今回に限ってのことでしょうが。)^^;
by kurumi (2008-11-06 07:55) 

okumi

沢木氏の講演会のレポート、ありがとうございました!
2時間もあったんですね~相変わらず、スリムでステキでしたか?ね。。。
映画批評は以前、「暮しの手帖」でも執筆されてましたが、今は朝日の夕刊に書いているのは知りませんでした。こちらの地方では読む事はできませんが・・
陸くんの不安な様子、思わず「大丈夫、大丈夫」と言ってあげたくなります。
ご主人(?)のリードを持つ手にも力が入ってますね。
by okumi (2008-11-06 13:05) 

柴犬陸

☆MORIHANAさん
講演では、その大沢たかおさんについての話題もありました。
ついでに当時脚光を浴びていた、猿岩石のことも。笑
沢木氏が「深夜特急」のTV版を観たのは、放映されたずっと後だとか。
実は、大沢さんとロンドンで落ち合うシーンを撮影したのに、カットされたというエピソードも披露していました。
大沢さん自身、あの番組に出演して旅を続けたことで自分が大きく変わった、と語ったそうです。
沢木氏に寄れば、自分は大沢さんのようにカッコ良くない、そうです。(微笑)
MORIHANAさんがおっしゃるように、私も20代の自分をついつい懐かしんでしまいました。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:51) 

柴犬陸

☆みなみーさん
沢木氏の講演情報は偶然知りました。
2時間めいっぱいを要領良くまとめて、とても聞きやすかったです。
彼の文章同様、簡潔で説得力がありました。
もちろん、原稿を見たりはしません。
「食事の時だけは。。。」って、とってもよく分りますよね。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:51) 

柴犬陸

☆jewelさん
じゃがいものおやき、初めて食べましたが、アツアツだったので美味しかったです。
ジュエルちゃんも人込みは苦手ですか? その気持ち、よく分ります。
陸は一度経験がありますが、ぶつかったり踏まれたりで、パニックになるし、吠えるしで、大変でした。
ワクチン注射、唸ったこともあるのですが、今年は全く気付かないふうでした。
本当はどうだったのかな?
きっとジュエルちゃんも、鈍感なんかじゃないのかも。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:51) 

柴犬陸

☆ももちゃん
カレン姫は、高いところが苦手でしたっけ?
陸は病院では緊張していて、まるで落ち着きません。
でも、診察台から下りることも出来ないから、諦めの境地ではないかと。。
注射中の動画も見ていただいたんですね。
診察が終わって下ろされる時はとても素早くて、すぐに帰ろうとします。(苦笑)
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:52) 

柴犬陸

☆みゆきさん
陸は以前よりは確かにおとなしくなり、唸ることもしなくなりました。
歳を取ったせいでしょうね。
でも、診察台には上りたがりません。(苦笑)
ヤマトくんも、やがては落ち着くのでは。。
舐めたり、オシッコしたりというのは、可愛らしい反応ですね。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:52) 

柴犬陸

☆masikoさん
沢木氏の文体、とても簡潔で分りやすいですよね、難しい言い回しはしていないし。
そして、特別なことを主張しているわけではないのに、とても説得力がありますね。
講演もそうでした。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:53) 

柴犬陸

☆missoちゃん
講演会レポートお待たせしました。笑
なんせ2時間の講演ですから、もっといろんな話もあって。
でも、それを書くと散漫になるし、それ以上に長くなるし。。かなり端折りました。
大事なところを端折ったかも。(苦笑)
講演会と同じタイトルの本がもうすぐ刊行されるとかで、そちらをご覧下さい・・・というのもなんだかなぁ。(苦笑)
>臆病で貧乏で、旅どころじゃなかった
って、とってもよくわかる。
お金がないのに、旅に出るって、勇気があるっていうより無謀だって思うもの。
by 柴犬陸 (2008-11-06 18:53) 

柴犬陸

☆柴壱さん
沢木氏によれば「その歳でなければ出来ない旅」があるとか。
柴壱さんの旅も、まさにそれだったのでしょうか?
オバチャンとの会話等とても鮮やかで、当時の情景が目に浮かぶようです。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:21) 

柴犬陸

☆youziさん
若い頃の旅がどれだけ得がたいものかを、今回の講演で教えられました。
といっても、若い頃の自分に戻れるわけもなく。。
これから自分なりの旅を組み立てるしかありません。
ももちゃんのお顔、はっとするほど陸に似ていると思うときがあります。
診察台での表情もそうだったんですね。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:22) 

柴犬陸

☆住職さま
沢木氏は文章同様、講演もとても誠実な印象でした。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:22) 

柴犬陸

☆チヨロギさま
私は逆に、ポニョの話題は知りませんでした。
あの人だかりはそうだったんですね。。。なんて今更ですが。笑
朝日新聞の映画批評は最近読み飛ばしていて、全く気付きませんでした。
この映画の批評を書くようにと依頼されるのではなく、自分で批評を書きたい映画を選ぶそうです。
だから、それが見つかるまで何本も観るそうです。
この仕事にかかわらなければ観なかった映画に出会うことも多いとか。
ところで、チヨロギさんも「深く濃い」旅を体験をされたんですね。
私も青函連絡船に乗り、函館の景色を観ていますが、切なさとは無縁の旅でしたので、羨ましい限りです。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:23) 

柴犬陸

☆Michyさん
Michyさんも旅の思い出がおありですね。
講演では、お金のない旅での経験談もありました。
たとえば、見知らぬ人から家に泊まるようにと勧められた時、とても迷ったことや、砂漠で道に迷って、戻れなくなった時のことなど、かなり緊張感が伝わりました。
瞬間で判断を迫られるから、怖いという実感もありました。
陸、本当に情けない顔してますよね。
陸なりに緊張しているのでしょう。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:23) 

柴犬陸

☆わややさん
沢木氏によれば、ゲバラはキューバの大臣だった頃に、一度だけ来日して経済支援を要請したそうです。(池田首相の頃)
その時に広島へ向ったのですね、それは知りませんでした。
大臣の職にもともと興味がなかったとか。
「赤いキリスト」という表現がピッタリします。
最近またその人となりが脚光を浴びて。。。とても魅力的な人物ですね。
紹介された「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観てみたいと思いました。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:24) 

柴犬陸

☆きすさん
陸、診察台の上で少しもじっとしていません。
落ち着きがないのがバレバレですね。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:24) 

柴犬陸

☆ハイマンさん
早稲田祭の人出はスゴイものがありました。
お天気にも恵まれたせいでしょうか?
学園祭などとは縁遠い生活をしておりますので、ドギマギしました。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:24) 

柴犬陸

☆チヨロギさん
そう言われるまで違いに全然気付きませんでした。
カタカナは聞くほうも間違いやすいですね。
そのせいなのか、沢木氏は、タイトルを何度も繰り返していました。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:25) 

柴犬陸

☆kurumiちゃん
若い聴衆がメインだったので、若い時の旅についての話が主題でした。
ただ、これだけでは、それ以外の年齢層には物足りないと思ったのか、
 ・山口瞳氏が語った”“紀行文を書くためのポイント”
 ・「自分探しの旅」を続けている、中田英寿氏のこと
等など旅の話題は多岐に渡って、飽きることのない2時間でした。
陸は診察台に上ると、注射の嫌な記憶が甦るのかもしれません。
落ち着かないけど、たしかにおとなしいですね。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:26) 

柴犬陸

☆okumiさん
講演は、5分遅れで始まり、ピッタリ15時に終わりました。
原稿も見ていないのに、上手に時間配分して切れ目無く話が続きました。
どの話も興味深かったせいか、数日経った今も講演内容が比較的鮮明に思い出せます。(ちょっと自慢したりして。笑)
夕刊を取っていても彼の映画批評欄を読んでいなくて、恥ずかしい限りです。
ところで、診察台の上の陸、おろおろしていますよね。
リードを持っているのは夫です。
夫の言うことなら、陸も聞きますので。(苦笑)
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:43) 

柴犬陸

☆kohtyanさん  いつもご訪問有難うございます。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:43) 

柴犬陸

☆greensさん 飛ばしてしまい申し訳ありません。
いつもご訪問有難うございます。
by 柴犬陸 (2008-11-07 02:45) 

あんこ

沢木さんの著作は恥ずかしながら一冊も拝読していないのですが(汗)

歳をとっても、遠くに行かなくても旅はできる。
そう思います。
いつまでも旅する心を持ち続けていたい。
そう思います。

by あんこ (2008-11-08 06:58) 

柴犬陸

☆みみちゃん  いつもご訪問有難うございます。
by 柴犬陸 (2008-11-08 19:44) 

柴犬陸

☆あんこさん
沢木さんの若者人気は、「深夜特急」にあると思うのですが、私は「テロルの決算」から入りました。
簡潔な文体や感覚が自分には合っていて、惹かれました。
>遠くに行かなくても旅はできる
おっしゃる通りですね。
たしかに、旅について年齢についていろいろと思いを馳せる講演でした。

by 柴犬陸 (2008-11-08 19:58) 

lapis

>到着時点で200人待ち
お疲れ様でした。僕にはとても並ぶ根性がないと思います。(笑)
沢木耕太郎の本は読んだことはないのですが、
たまに新聞の映画評は読みました。
それにしても、学園祭は楽しそうですね!

by lapis (2008-11-08 22:33) 

m*

深夜特急、最近になって読みすすめています。
なんだかリアルでちょっと読みづらい気がしていますが、
どんどん続きを読みたくなるところもあり、
結局スムーズに進んでいます(笑)

by m* (2008-11-09 16:49) 

柴犬陸

☆lapisさん
私も開場30分前で、これほどの行列とは思いませんでした。
それで、予定よりも早めに開場になりました。
入場無料なので、仕方ありません。(苦笑)
学園祭はかなりの混雑でした、歩くのも大変なぐらいに。
by 柴犬陸 (2008-11-09 22:47) 

柴犬陸

☆いちご☆さん  いつもご訪問有難うございます。
by 柴犬陸 (2008-11-09 22:53) 

柴犬陸

☆m*ちゃん
m*ちゃんには、ちょうどタイムリーでしたか?
「深夜特急」を読んでいると、彼と一緒に旅をしている気持ちになりますよね。
ドキドキしながら読んだのを思い出しました。
by 柴犬陸 (2008-11-09 22:53) 

sara

学生の頃、お金は無くても時間が有ったので、シチューやスープを良く作りました。
友達になった同じアパートの人達と、お裾分けしたり、お呼ばれして楽しかったです。あの頃は、お金が無くても、可能性と明るい未来が広がっていたっけ。
学園祭の写真を見ていて、凄く懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
模擬店のドラーニキ、美味しそうですね。焼うどんも食べたいな〜。(^-^)
陸君、ワクチン接種ですか。大人しく待っていて、お利口さんですねぇ☆
まるちゃんなんて、病院に行くとドキドキで、借りて来た猫状態で、固まってます。
大人しいのは良いのですが、いつものやんちゃぶりは無く、大人しいと思われます。
by sara (2008-11-10 20:56) 

柴犬陸

☆saraさん
シチューやスープのおすそわけですか?
どこかほのぼのしますね。
当時は今とは違う時間が流れていたに違いありません。
学園祭にワタアメの模擬店をだして、サークル運営の足しにしたことなど、私にも思い出は尽きません。
早稲田祭でも、ワタアメの模擬店があって、懐かしかったです。
by 柴犬陸 (2008-11-11 00:42) 

YUGU

私も沢木さんの講演会に参加しておりました!!!
本当に中身の濃い素敵なお話でしたね。
「深夜特急」を読んでからの大ファンで、それ以外の著書を読んだり、講演会には何度か足を運んでおります(今回で3回目)
文章の視点がとても鋭くて、でも、語り口調は穏やかで、というのが沢木さんを実際目にした時の印象でした。
沢木さんからはいろんなことを感じ、教えてもらっている気がします。
これからも素敵な文章を書き続けてほしいですよね!
ちなみに映画評は、朝日新聞の映画散歩レビュー「どらく」でみることができますよ!
私、毎回チェックしてます(笑)

by YUGU (2008-11-11 14:02) 

柴犬陸

☆YUGUさん  はじめまして。ご訪問有難うございます。
当日、あの会場のどこかにいらしたのですね。
沢木氏の講演も3回目とか。。。私も通算するとそのくらいかと思います。
たいてい、こうした意外な場所での講演ですが。
>文章の視点がとても鋭くて、でも、語り口調は穏やかで
おっしゃる通り、それが彼のスタイルですね。
最近は小説の分野にも手を広げているようで、それも興味深いところです。
朝日新聞の「どらく」についての情報有難うございます。
早速、バックナンバーを読み返しています。↓

http://doraku.asahi.com/entertainment/movie/review/list.html
by 柴犬陸 (2008-11-12 00:16) 

雛鳥

『深夜特急』、10年くらい前に読んでみようと思いつつも、
なんとなく後回しになってからは、手に取る機会がなかったです。
バックパッカーの旅なんかは私には不向きと思い、
最近になって、ようやく色んなところを巡ってみたい衝動に駆られています。
でも、不便な手段しか選べないときしか得られないことは、
後々重要なことだったんですね。
陸くん、予防接種お疲れさまでした。
動画を拝見させていただきましたが、大人しくていいコですね。
実家で以前飼っていた犬は、飼い主が恥ずかしくなるくらい暴れてました…。
by 雛鳥 (2008-11-12 10:20) 

fumilin

陸が喋れたら・・・なんというのか?
by fumilin (2008-11-12 19:28) 

柴犬陸

☆雛鳥さん
『深夜特急』は、いつでも読める本です。
そして読み出したら、止まらない。(微笑)
ミステリーではないのに、続きが気になります。
私も自分には出来ないと思いながら読んでいくうちに、しだいに自分だったらどうしただろうと考えていました。
旅はそんな怖さもありますね。
陸は、診察台に上がると心ここにあらずで、落ち着きません。
それでも、歳をとってから、ずいぶんおとなしくなりました。
雛鳥さんちのわんこも、若かったので暴れたのでは?
by 柴犬陸 (2008-11-13 00:39) 

柴犬陸

☆2kさん  ご訪問有難うございます。
by 柴犬陸 (2008-11-13 00:40) 

柴犬陸

☆fumilinさん
本当ですね、陸が話せたらどういうかな?
グチばっかりだったら、どうしよう。笑
by 柴犬陸 (2008-11-13 00:41) 

denn

はじめまして^^
みなみーちゃん^^経由で来ました^^
旅行記好きなオイラ^^深夜特急は愛読書なんす^^

たまに寄ります^^よろしくおねがいします^^
by denn (2008-11-24 20:51) 

柴犬陸

☆dennさん  はじめまして。ご訪問有難うございます。
「深夜特急」は読むとわくわくする旅行記でもありますね。
これからもよろしくお願いします。
by 柴犬陸 (2008-11-25 14:10) 

柴犬陸

☆ミミちゃん  有難う。
by 柴犬陸 (2008-12-06 23:43) 

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