土曜ワイドラジオＴＯＫＹＯ

今朝も寒い。
土曜日ということもあって、すっかり遅めの散歩になった。
歩き始めると、♪たらららんらん、たらららんらん．．．♪の聞きなれたメロディが。
もう、そんな季節になったんだ。
灯油配送車がやってきたことを知らせる、メロディだ。
灯油を積んだローリー車といっても、細い路地などを器用に曲がる。
呼び止められると、予定外のところも回るから、遠ざかったかと思うと、また近づいてくる。
散歩する私も、家のまわりをまわっているから、これはお互い様だけど。
今日も、大通りから、いきなり陸のすぐそばまでやってきた。

（灯油配送車が間近に迫る）

小雨もようの公園は、土曜日というのにひとけがない。
ここで、携帯ラジオをつけて、「土曜ワイド　永六輔その新世界」（ＴＢＳ）をイヤホンで聴く。
いつのころからか、土曜日の8：30～の4時間半は、ほとんど欠かさずこの番組を聴いて過ごしてきた。旅行先でも車の中でも、聞こえる限りはダイヤルを合わせてきた。
永六輔の強烈な個性が鼻につくこともあるが、穏やかに見えて、実は性根の座った意見の持ち主である彼に、教えられ、救われてきたことも事実だった。

　　
　（公園での陸、小雨なら平気？）

今日は、６年前に脳梗塞で倒れた栗本慎一郎氏（経済学者）が、病気について語っていた。
それによると、当時は全く思い当たらなかったが、後で病気について勉強してみると気がつくべき予兆はいっぱいあったこと、それは例えば
　①ある日、口がもつれるが、翌日には治っている
　②直前の記憶をふいに失う　　　　　　　
さらに、直前の体調不良として
　③血圧が突然高くなる
　④脱水症状があり、むやみにのどが渇く
を挙げていた。
それにしても、ラジオで聴く栗本氏の言葉は明瞭で、見事な復活を果たしていた。
野坂昭如氏も、早くこのように、と願わずにはいられない。

家に着いたとき、雨は上がっていた。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/riku/riku01.htm

タグ：永六輔 TBSラジオ

コメント 2

病気の予兆というのは、本当にあるのですよね。
うちの母親もそうでした。健康第一です。
by (2005-10-23 14:26) 

ｆｕｍｉｌｉｎさん、いつも有難うございます！
実は、記事にラジオの内容まで書くつもりはなかったんですが、病気の予兆の話を聞いてから、頭から離れなくなって．．．
私にも思い当たるところ、あります。
by 柴犬陸 (2005-10-23 20:00)