笑い声にご用心 [日常]
12月に入って、9日間で4本の芝居を観る羽目に。
こんな時期にと思うけれど、どれも観たい芝居、スケジュールを恨むしかなかった。
そんな中、このスケジュールをこなしたのは、私だけではなかったと思える出来事が。
「庄之助」 [日常]
地下鉄を小川町で降りて、目的のお店へ。
途中、このお店の手提げ袋を大事そうにかかえた、ご婦人とすれ違った。
まだ、10時15分過ぎ。
9時開店と聞いていたから、少し早足になる。
本当は明るい時間
和菓子のお店、【庄之助】がここ。
相撲の立行司・二十二代木村庄之助の長男が昭和24年に始めたお店。
今は、その息子さんの代になっている。
私がここを知ったのは、やはり『大乃国の全国スイーツ巡業』から。(その記事はこちら)
「ウチ、不動産屋さんみたいでしょ?」
愛想の良いおかみさんが、奥から半紙をもってお出ましになる。
半紙をお店のガラス戸にベタベタと貼ってあることを、そう言って笑って見せた。
不動産屋さんみたい?
「どこからいらしたの? それで、どこで知ったの?」
続いて、私が質問攻めになった。
素直に住所を伝えた後で、大乃国関の名前を出すと
「このところお見えにならないけど、特に今は場所中だから。。。
本当~に(ここに力が入った)、いいひと。 横綱になったからって、ちっとも威張らない」
横綱になって威張っている人がなんとなく想像出来た。
よく見ると、奥には大乃国関とおかみさんが並んでいる写真も置かれていた。
奥の写真(一番手前の青色)に大乃国関とおかみさん
庄之助最中を積み上げて
出来立て 萬祝
注文した萬祝(お赤飯)や庄之助最中を包んでもらっている間にも、従業員にこう繰り返す。
「差し上げて、差し上げて」
何のことかと思ったら、桜の味のお饅頭と黒ゴマの大福を、ひとつずつお土産に頂いた。
特に黒ゴマの大福は、この時期、一番の売れ筋という。
日持ちがしないということで、帰ってからすぐに味見。
おいしいのなんのって、次はこれを買うべし。
ここへやってきた一番の目的、庄之助最中は、行司が持つ軍配うちわをかたどったもの。
皮がパリパリで、なんとも香ばしい。
あんこは、もたれない甘さ、 まさにちょうど良い具合。
次から次へと手が出てしまう、感動もののお味。
左下:庄之助最中 左上:頂いたお土産
そして、もうひとつの目玉、萬祝(まいわい)は、日本相撲協会御用達のお赤飯。
丸い形をしたユニークさが目を惹く。
注文してから、目の前でお塩と黒ゴマを思う存分ふりかけるのも、気取りがなくて良かった。
支払いを済ませてから、表に出てカメラを構えた。
≪奥様を撮らせていただけますか?≫ と訊ねると
「私が奥様(=私のことです)を撮りましょう」
私からカメラを受け取ろうと手を広げて、そう言われました。(写真はちょうど手を広げたところ)
きさくで、キップが良くて、どこまでもお客を大事にする、おかみさん。
ずっと以前、【大和屋】(新潟)でも、これと似たような経験をした。
銘菓「越乃雪」を求めて、本店(長岡)を訪ねた時、かなり年配のおかみさんが相手をしてくれた。
どうしてそんな話になったのか、おかみさんがあれこれと店内を説明し始めた。
これは、たかだか第二次大戦からのもの、あれこそ戦争前のもの。
おかみさんにとって、戦争といえば戊辰戦争のことを指す。
生まれているはずもないのに、そのこだわりはどうしてかと興味深かった。
そのおかみさんも、従業員を呼びだして、お土産を持たせてくれた。。。
「庄之助」のおかみさんのことも、きっと忘れないだろう。
来週のオススメ 「大島あんころ」
[昨日の陸]
笑ったと思うと神妙に。 食べ物にはこだわりが。。。
6月 [日常]
瞬く間に6月になった。
別名、水無月(みなづき)。
衣替え、梅雨、そして夏の季語でもある6月。
<陸の6月の風景>
どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
~ 茨木のり子 『六月』 ~
6月というと決まって思い出す、茨木さんの詩。
[お・ま・け]
6月に入ってすぐ、okumiさんより届いた、滋賀からの贈り物。
「クラブハリエ」のバームクーヘン。
しっとりとした中にもふわふわ感があって、格別のお味でした。
お心遣い有難うございます。
そして、「たねや」の水羊羹も。
こちらは冷やして、これから頂くところです。
一週間 [日常]
もう3月も下旬。
桜の開花宣言、お彼岸と過ぎて、今日は都知事選の告示日とか。
こうして一年の四分の一が、あっという間に過ぎて行く。
出かけたり、頂いたりの一週間だった。
3月14日
一週間後、 同じ場所で
「東京都知事選挙の候補者以外の方は、このポスター掲示板を使用できません」
注意書きにそうあった。
一週間で、候補者が倍増したようだ。
<お出かけ編>
御徒町、湯島、浅草、砂町etc。
出かけた町で、目に付いたもの。
合併して話題のデパートが走る
上野には桜咲くパンダがお似合いです
地下鉄構内のお店群
いつまでこのままでいられるだろうか?
カバン屋さんのカンバン犬 ちょっと噛みそう
(↑おそまつでした)
電車の中吊り広告で
「動く」の後の「。」は、わざと切れたまま?
<いただきもの編>
いろいろと頂戴しました。
それぞれに暖かなお心遣いにあふれて。。
大事に使わせて頂きます、本当に有難うございました。
手作りの携帯ストラップ
裏地は わんこの模様です
携帯電話が取り出しやすいように、中に工夫もされています。
頂いてから、ずっと持ち歩いています。
いつもながらの手作りで、世界に一つしかないのが嬉しいです。
手作りのマーマレード
スザンナさんのお庭の月桂樹
わんこのシール (しずかちゃんor牛若くん)
スザンナさんの記事にコメントしたことで、思いがけず頂戴しました。
私の密かな企みが見透かされたようです(笑) とても 美味しく頂いております。
月桂樹は、吊るせるように紐を通して下さいました。
早速、台所に吊るして、今は眺めています。
文箱を開けると
お祝い袋・ポチ袋・絵葉書・便箋・封筒等がいっぱい
タイガースの公式戦スケジュール
キリ番プレゼントとして、鳩○堂製の高価なお品を本当にたくさん頂戴しました。
早速、封筒を使わせて頂きました。
そして、ただいまオープン戦8連勝中のタイガースです。(開幕してからが、ちょっと心配)
東京ではビジターゲームしか見られませんが、西武との交流戦には出かける予定。
このスケジュール表で、甲子園球場での観戦がますます現実味を帯びてきました。
<おいしいもの編>
お出かけでの美味しいもの。
これでも、ほんの一部だけ。
お寿司 (海幸)
うどんすき (美々卯)
御膳(こしあん)じるこ (梅園)
≪陸の一週間≫
相変わらずの陸でした。
シャンプー後に解き放たれて 走る陸
箱を見つけて遊ぶ
玄関で監視する
カミカミの後でくつろぐ
あたま隠して尻隠さず 再び
その後↑ 飛び出して (これも再び)
春が足踏み [日常]
このところ、風の強い寒い日が続いている。
≪関越自動車道では、小千谷~長岡間において、雪のため80キロに規制・・・≫
さっき、ラジオの交通情報ではそう伝えていた。
日曜日、雨が上がった後で、陸を車に乗せて走った。
隣の家電量販店に立ち寄る前に、陸を公園で降ろす。
先週と同じ公園なのに、まるでひと気がない。 (先週の記事はこちら)
地下の駐車場に、一台も車が停まっていないなんて。。。
見渡す限り 陸ひとり
橋の上から カモを覗く
ハトとの再会を喜ぶ
足を泥だらけにしながら、走り回った。
サッカー場もひと気なし
菜の花畑でクンクン
早咲きの桜も独り占め。
ほぼ 満開
鳥もやってくる
空中ブランコのよう
ひとり占め気分に浸っていると、ビーグルくんが現われて。。
挑戦的な態度に出る 陸
これを潮に、散歩を切り上げる。
陸を車に残して、隣の量販店へ。
他店とも比較調査して、結局買ったのはこれ。
我が家は、テレビ・DVDともに同じメーカーなので、それが購入する大きな理由にもなった。
ところが、こうした業界はまさに、日進月歩。
それを思い知ることに。
4年前に買った・テレビ、1年半前に買った・DVD、ともに今回のビデオカメラには、対応していない。
メーカーの相談窓口に問い合せ、応用方法を伝授されたことで、一応事なきを得たが。
夕方からは、東京も曇るとの予報。
日本海側では、冬型の気圧配置が今夜まで続きそうだ。
※※※※※
[陸の友だち?]
先週、訪ねた友人宅の猫ちゃん(8歳♀)。
陸より数段におとなしく、優雅でした。
女性が特に好きだとか。 すると、陸は。。。?
お花の隙間から顔をだす
N夫人手作りの「花笠」をかぶって
[お・ま・け]
先週のおいしいもの。
美味しくて、心から暖まって。。
パイ生地のパンたち (頂きもの)
揚げ餅入り そば (ちから・そば)
≪昨日の陸≫
寒いのか、暖かいのか?
2007年スタート [日常]
2007年も明けて4日目。
今年は昨年とは違い、暖かいお正月。
我が家のお正月花
元旦。 定番のおせちを楽しんで。
2日。 思いがけずチケットが手に入って、今年初の芝居に出かけた。
最寄り駅
『朧の森に棲む鬼』(作:中島かずき、演出:いのうえひでのり)の初日。
新橋演舞場には門松が飾られて、正月気分を演出していた。
新橋演舞場 開演前
初日らしく、染五郎夫人の姿も。
市川染五郎と劇団☆新感線のコラボレーション(「新感染」ともいうらしい)も、これで5本目。
私には『阿修羅城の瞳』(2003年)以来、2本目の「新感染」。
観る者も、おそらく演ずる者も楽しめる芝居、いつもそんな感想を持った。
「朧の森・・」パンフ 右はカレンダー
“いつとも知れぬ昔、どことも知れぬ島国”
そんな字幕が踊る中、染五郎が口先だけでのし上がってゆく男、ライを演ずる。
いにしえの神々が棲むという、朧の森から、三人の魔女が登場して、ライの行く末を予言するところから、物語は始まる。
なにやら、『マクベス』(シェイクスピア作)の装い。
やがて、同じシェイクスピアの『リチャード3世』が下敷きと分かる、ストーリーが待ち受ける。
パンフによれば、大江山の鬼退治を描いた「酒呑童子伝説」に、登場人物の名が擬せられているという。
ちなみに、ライは源頼光ということだった。
雨や血しぶきが飛び散って、新感線らしい派手やかな、3時間半(休憩含む)の舞台。
東京では、1月2日~27日まで、大阪(松竹座)では、2月3日~25日まで。
およそ2ヶ月に及ぶ、長丁場。
楽しみながらも、ずぶぬれの染五郎の体力を、心配せずにはいられなかった。
新橋演舞場 終演後
3日。 一日遅れで、デパートの新春セールへ。
「きのう(2日)なんて、もう大変。足の踏み場がないくらい」
いつものお店で、そう言われたから、良しとしようか。
3日はこの程度?の混み具合
そして今日、4日。 のんびりとPCを開いた。
届いた年賀状をゆっくり読み返したのも今日。
そんな中にあった、ナイロン100℃の会社から届いた、年賀状兼DM。
主宰者・KERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)の挨拶には、思わず納得させられた。
「早いもので、ついこの間去年の元旦だと思ったら、瞬く間に今年の元旦です。
どうせすぐ来年の元旦だとは思いますが、どうか今年もよろしくお願いします」
そんなわけで、2007年、今年もよろしくお願いいたします。
[お・ま・け]
今年は、我が家にも、この脳トレカレンダー(日めくり)がやってきた。
題名と著者は知っていても、初めて読む小説が多くて、とても楽しみ。←負け惜しみではなく。
≪陸の正月≫
どことなく正月らしい??
うり坊 (イノシシ) に見える?
屈伸はいつものこと
撫でられると 天まで(ソファまで)上る
年末に [日常]
今年も残すところあとわずか。
クリスマス・リースやイルミネーションが、いつのまにか門松に代わっている。
早々と門松 (後ろから写す)
年末風景
クリスマスソングに代わって、頭の中をぐるぐる廻っているのは、『宙船(そらふね)』。
♪その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
『マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー』(日本テレビ)の主題歌として、TOKIOが歌った。
中島みゆきの作品と知ったのは、最近のこと。
彼女の迫力ある歌声で聴いてからは、メロディより歌詞が気になりだした。
♪その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか
流されまいと逆らいながら
今年書いたブログ記事は、今日を含めて、やっと75本。
昨年は、月平均15本だったペースが、今年は半分以下に。
来年は果たして。。。
買い求めながら積んだままの本が、目立つようになった。
チェックしながら見逃してしまった映画は、枚挙にいとまがない。
録画しても観る機会のない番組が、つぎつぎに増えていく。
友人との時間は、減らさずに済んだろうか?
♪船は挑み 船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
来年の目標は、時間を上手に使うこと。
昨年も、一昨年も、おそらく自分の時間を自由に持てるようになってからは
ずっと、この目標だった。
「急がば回れ」
「急ぎの文は静かに書け」
「急ぎつつ 待ちつつ」
せいてばかりの私には、耳が痛い言葉たち。
楽しい目標もある。
阪神甲子園球場に足を運ぶこと。
でも、これは目標にしては簡単過ぎる。
タイガース優勝&日本一。
これも簡単な目標だけれど(?)、一応挙げておきたい。
金本選手が現役日本選手の最高年棒になったことは、年末の喜ばしいニュースだった。
手元の黄色たち
年末らしいことを最後に少し。
12月30日16:00現在のデータにて
これまでの記事、閲覧数ランキング
1位:1037 『あわれ彼女は娼婦』
2位: 980 てっぺい
3位: 925 『労働者M』
4位: 880 クリスマスイブのできごと
5位: 840 トラックドライバー
コメント数 ランキング (コメントレス除く)
1位: 49 陸10歳
2位: 41 陸ライブラリィ(100記事め)
3位: 37 柿の種のある風景
4位: 36 道案内
5位: 34 本土寺まで
そして、総閲覧数
皆さまのおかげで 180,000hitを超えました
これが今年最後の記事になります。
ご訪問有難うございました。
皆さま、よいお年を。
≪今日の陸≫
年末だと分かっているかな?
通り抜けようとして
じっと見つめる先は?
≪そして・今週の陸≫
哲学堂公園で遊ぶ。
公園内を探検する
お姉さんに撫でられて 嬉しいです
秋田犬のももちゃん(♀3歳)と こわごわ
秋は。。。 [日常]
9月に入って、一気に秋がやってきた。
≪天高く馬肥ゆる秋≫
秋といえば、すぐにこの言葉を思い浮かべたのは、食欲旺盛な若い頃のこと。
そういえば、「スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋」(順不同)というフレーズもあった。
暑い夏から解放されて、頭も身体も活発に動き出すイメージがある。
一方
≪秋の日はつるべ落とし≫
秋になると、日の暮れが速い、という意味以上に寂しさが漂う。
そういえば、「秋の長雨」という言葉も定着した。
秋は、冬にも通じている。
さてさて
≪秋眠、暁を覚えず≫??
陸にとっての秋は、「眠りの秋」のよう。
長雨にたたられて、朝晩の散歩も思うに任せない。
この時期特有のカイカイ(痒み)も始まったから、イライラするばかり。
だから、薬を飲んで、体力を蓄えるかのように、ひたすら眠る。
そして
今年の秋は、ロイヤルファミリーに特別な慶事もあった。
陸にもね。
愛知県のMさんから (柴犬にバンダナ)
いつもいつもお心遣い有難うございます
シャンプーのお店から (陸にバンダナ)
もうすっかり取れてしまいました、すみません
もしかして、バンダナ王子と呼ばれたい??
[お・ま・け]
leafさんに、ムリを言って【Four CornersのTシャツ】を分けて頂いた。
コスモスの種と、オイルソープのお土産付きです。
心優しいメールも頂戴して。。
お手数をおかけしたのに、本当に有難うございました。
≪今週の陸≫
やっぱり、横になってばかり。
目を瞑って
目を開けて
身体をあずけて
夏休み終盤に [日常]
このところ、30℃を超す、暑い日が続く。
陸の散歩も朝早い時間になった。
そして、土日は朝少しゆっくり起きるから、カンカン照りのアスファルトを避けて、近所の公園に連れて行く。
土曜日(19日)は 【落合公園】へ。
ここには、ドックランが出来る、犬の広場があったはず。
行くのは初めてだから、車を降りて案内板を探す。
ノーリードの先客が一頭だけ。
ラブラドール系の大型犬で、首輪に「ハッピー」の文字が見えた。
ゆったりと歩きながら、陸に近づいてくる。
ハッピー君が近づいてくる
≪飼い主は?≫
見回すと、水のみ場近くのベンチに、オジサンが一人座って、こちらに視線を投げてくる。
ところが、すぐに出て行ってしまった。
≪えっ?≫
途端に、ハッピーが陸から離れて、落ち着かなく広場を駆け回り始めた。
出て行ったオジサンの後姿を追いかけている様子。
置いていかれた、と思っているのだろうか?
自由に遊んでいるようでも、飼い主の居場所はいつも確認しているらしい。
ハッピー君が遠ざかる
「きっと、トイレだよ」
主人の言うとおり、オジサンはやがて戻ってきて、同じベンチに座った。
ハッピーは帰ってきたオジサンに近づいて、少し構ってもらうと、すぐにさっきの調子に戻った。
豪快な飲みっぷり
大人しい飲み方
水のみ場で ハッピーと陸
そのうち、二頭、三頭とノーリードのわんこが入ってきたから、陸ともども退散した。
広場の外から
広場の内から
日曜日(20日)は 定番「平和の森公園」へ。
夏休みも終盤に入って、いつもの静けさが戻っていた。
空いてるね
セミのぬけがらがここにも
お花畑のそばをいそいそと
いつもベンチの上に ちづちゃん (猫もいつもそばに)
初対面 スピッツくん (柴犬風にカットしたそうな)
[できごと]
少しさかのぼって、木曜日(17日)夕方の出来事。
陸を散歩中のこと。
「あら」
自転車で通り過ぎようとした カルタ家の奥さまから声をかけられた。
「あの~、カルタのこと書いておられるんですって?息子から聞いたんですけど」
顔はニコニコ。
≪すみませ~ん。 何のお断りもせずに≫
思わず、最敬礼してしまう。
「息子によると、カルタは吠えキャラなんですって?」
顔はニコニコ。
≪すみませ~ん。 陸が吠えられてしまうので、カルタちゃんが悪いわけじゃ。。。≫
しどろもどろとは、このことでしょうか?
奥さまは、心証を害したようすもなく、陸を撫でて下さった。
(陸、大人しく撫でられなさい) ←私の心の声
そして、カルタちゃんは最近、外に居たがり、中へ入りたがらないことなど話して下さった。
≪陸もそんなところあります≫
そう話すのがやっと。
どうしてこのブログに至ったのか、奥さまにお聞きしたいと思っても、息子さんのことなので、それ以上は問い合わせ出来ず、でした。
きっと、この記事も読まれておいででしょうね?
今度は、陸と一緒ではない時の、やさしいカルタちゃんを前面に出したいです。
大人しい カルタちゃん (以前の写真から)
渋谷「ヴィロン」にて [日常]
土曜日(29日)、また渋谷にやってきた。
今回は、急に観ることになった芝居のチケットを受け取るため。
予定より早めに着いたから、早速【ヴィロン(VIRON)】に足を延ばす。
「ヴィロン」は、東急デパート本店前にあるパン屋さん。
ここを知ったのは、偶然だった。
左:東急デパート本店 右:VIRON(文字が見える)
これまで、シアターコクーンでの芝居を観るために、何度も歩いた道。
あの時もそうだった。
芝居が跳ねて渋谷駅への帰り道、信号待ちの短い合間に、老人がこの店を教えてくれた。(詳しくはこちらに)
店の名前は「ヴィロン」。
サチモさんから前回の記事に対して、そうコメントを頂く。
どうりで、老人から聞いた「レカン」と言う名前では見つからないはずだ。
「ヴィロン」全景
1F 店内
今回買ったパンたち
お目当ての「ヴィロン」に到着。
場所からして、間違えようがなかった。
フランスパン(この店では、バケットレトロドール)などを買い求めた後、時間をチェック。
現在、13時40分。
ランチタイムは14時までと確認して、2Fへ上がる。
ランチメニュー 右隣の人が指差す
一番簡単なコース(前菜なし、肉か魚をチョイス、ドリンク付き)を選ぶと、すぐに温かいフランスパンがテーブルに置かれた。
持ってきた雑誌をめくりながら、パンに手を伸ばす。
美味しい!
右側の空席に 有名人が座った ↑
何気なく顔を上げたその時、空いていた前の席に有名人が座っているのが見えた。
岡田茉莉子さん。
横顔を間近に見ることになった。
※私が観た彼女の最新作
いつの間にやって来たのか、全く気づかなかった。
4人がけの席に3人、彼女の隣が空いていたが、やがてご主人の吉田喜重監督が遅れて座った。
私以外の誰も彼女に気づいていない、そう思えるほど周りの人々に変化はなかった。
「鮮魚のポワレ」 見た目がちょっと
「それ、美味しいですか?いつも決まったものしか食べないから、知らなくて」
ふいに、左隣の席の男性から声を掛けられた。
60代前半だろうか?この店の常連らしい。
彼の前には、ボリュームのあるコース料理が次々と運ばれ、その度に店員との間で親しい会話が交わされていた。
私が選んだのは魚料理、見た目とは違い、なかなか美味しい。
そう伝えると、
「料理を勉強されてるんですか?」
どうやら、写真を撮っているのを誤解されたようだった。
私もこの際だからと、彼に聞いてみることにした。
Q:この店は、いつからあるの?
A:2~3年前から。
渋谷ではこの店ぐらいしか、自分には思い浮かばない。
Q:「レカン」という名前の店を渋谷で知っている?
A:フランス料理? 渋谷じゃなくて、上野なら知っている。
もう少し時間があれば、渋谷についてもっといろいろと聞けただろう。
予定の時間に近づいて、慌てて紅茶を頼んだ。
おいし~い!
熱くて、そんなに飲めなかったけど。
隣の常連紳士と話が出来たせいか、私も店員に、紅茶の銘柄を尋ねる勇気が湧いてきた。
「アールグレイです」
ウチで飲んでる、アールグレイとは少しレベルが?違うような、美味しさだった。
急いでレジに向かうと、責任者らしい男性スタッフから
「お時間なかったんでしょうか? 今日は残念ですね。」
急がせたことが、印象に残ってしまったらしい。
なんだか、いい気になってしまった。
ぜひ、また来て見たい。
2Fへの踊り場 本場から取り寄せたライト
渋谷も捨てたモンじゃない。
[この日の渋谷チックな風景]
《土曜日の陸》
お座りが好き