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茨木のり子さんからの手紙 [出来事]

2月に亡くなった、【茨木のり子さん(詩人)】本人からの手紙が、死後15日経って、友人・知人たちに届いたという。

受け取った人たちが驚いたのは言うまでもない。


このたび私 この世におさらばすることになりました。
これは生前に書き置くものです。
わたしの意志で葬儀・お別れ会は何もいたしません。
・・・・・・・略・・・・・・・
「あの人も逝ったか」と一瞬、たったの一瞬
思い出して下さればそれで十分でございます。
あなたさまから頂いた長年にわたるあたたかな
おつきあいは、見えざる宝石のように、私の胸にしまわれ、光芒を放ち、私の人生をどれほど豊かにして下さいましたことか・・・。
深い感謝を捧げつつ、お別れの言葉に代えさせて頂きます。
ありがとうございました。
                     「週刊朝日」4月21日号より

 

遺族が茨木さんの遺志に従って、投函した。
死亡日・死因・投函日だけを空欄で印刷し、郵送先の名簿(約200名)とともに残されていたという。
茨木さん自選の笑顔の写真も添えられていたほどの周到さだった。

一人暮らしで、看取るもののない、突然の亡くなり方だったという。
茨木さんの残した手紙は、その死さえも納得させてしまう、潔さを伝えている。
 

倚りかからず

倚りかからず

  • 作者: 茨木 のり子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 単行本
 


《今週の陸》

この日曜日(9日)、陸のシャンプーを兼ねて車で出掛けた。
交差点や歩道に立つ警官・白バイが、やたらと目に付く。
事故? 交通規制? それとも。。。?と思って、ハタと気がついた。
【春の交通安全運動】!!

陸の散歩みちにも、警察が立ち回る。

       
             ドロボーに注意

       
             低い姿勢で 警戒

       
             ひったくりに注意

       
             左を見て 警戒

       
             検挙しました!

       
             どう? 僕の実力


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