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上野動物園にて [イベント]

連休が明けた日に、【上野動物園】へ。
日差しが目に痛いほどの快晴だった。


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上野駅から歩くこと5分。
亡くなったばかりのパンダ、「リンリン」についての告知があちらこちらに。


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                   表門までの道に

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                    表門(公園口)入口に


前日に胡錦濤主席が来日して、ここに新たなパンダが来ることに決まった。
あわせて、パンダの高額レンタル料がニュースにも。
それは果たして、是か?非か?

入園してすぐに向ったパンダ舎の前で、待ち構えたようにマイクを突きつけられる。
「すみません、日本テレビですが」

同行した友人が、カメラの前に立った。

歩いて数分。
「あのう、フジテレビですが」
園内が空いていたから、またもや声を掛けられる羽目に。
それにしても、マスコミが考えることはこうも同じだとは。。。
       

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                   友人がインタビューを受ける

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                   あるじのいないパンダ舎


パンダ舎を 包む灰色 鯉のぼり

恥ずかしながら、ここでの一句。
実は、今日は歩きながら俳句を作る、いわゆる吟行が目的でここにやって来た。
参加者25名が、めいめいに上野動物園内に散らばっていた。
もっとも、私のような初心者には、動物を見て廻ることだけで充分に楽しい。
俳句なんかそっちのけで。

友人はゴリラに、私はトラに会うのが楽しみ。
トラは私たちの前に突然近づいて、驚かす茶目っ気を見せた。
一緒に見物した園児たちの、キャアキャアという声がトラには愉快なのかも。


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       514虎近づく.JPG

       514虎もっと近づく.JPG

       514虎もっともっと近づく.JPG


虎間近 ペナントレースは 五月晴れ

ここでの一句。
実は、ピタっとくる季語が時間内に思い浮かばず、苦労した。



       514座るゴリラ.JPG


ゴリラは、写真が撮りやすい位置に腰をおろして、
私たちを見物しているみたい。
それをじっと見つめていた友人には、どんなふうに映ったのだろう?

動物たちは、エサの時間。
私たちも持参したお弁当を広げる。


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                   キリンも

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                    ゾウも

       514動かぬカバ.JPG
                  カバ 食事後に


カバの真似 ひと休みする 藤の下

一応ここでも一句。
作句もひと休みしたい気持ち。
後は、時間までを駆け足で。
      

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                    泳ぐ ペンギン

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                 フラミンゴ 今がちょうど色鮮やかな頃

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                     サル山を上から


春長ける サル山の前 待ち合わせ


この一句は、園内のアナウンスを聞いて浮かんだもの。
待ち合わせにはどうやら、この場所が目印に使われると知って。

そして、私たちもちょうど句会の集合時間になった。
待ち合わせ場所はサル山じゃなかったけれど。


       514句会.JPG


ゴールデンウィークが終わったばかりで、空いていたのが幸いだった。
この前、上野動物園へ来たのは、いつだったか。
パンダには会っていないから、少なくても22年以上(リンリンは22歳7ヶ月)は、前のことになる。
懐かしい思いでいっぱいだった。
横浜のズーラシアに比べれば、ずっと狭いと聞かされても、それはたいしたことではなかった。
動物園はやっぱり夏が似合う。


夏帽子 どこまで転べども 故郷  (寺山修司)               


上野動物園

 
                         



≪先週の陸≫

遅まきながら、狂犬病の注射をする。
ついでに、フィラリアの薬も。
もうひとつついでに、体重も量る。


       514緊張します2.JPG
                   診察台に上ったところ

       514陸の体重.JPG
                  陸の体重 11.70kg 太り気味

       514緊張します.JPG
                   注射寸前   緊張して         

               
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『布施明コンサート』での出会い [イベント]

今年2回目の中野サンプラザ。
【八代亜紀コンサート】から、2ヶ月が過ぎた。
あの時、ロビーで見かけたポスターが縁で
、またここに来ることに。
そして、それがまた偶然を呼んで、ある方とお会いすることに。。。これについては後ほど。


       317サンプラザ.JPG


『布施明コンサート』

その名前を聞くと、懐かしい想い出がよみがえる。
大学時代の友人、Mさんに誘われて、初めてサンプラザに来た時のこと。
どこでチケットを取ったのか、通路を挟んで隣同士という信じられない座席。
それもかなり後方だったから、布施明の顔が分かるはずもない。
歌声は確かに彼のものだったけれど。

「本人だったよね?」
そう言った、Mさんのシニカルな感想が忘れられない。


       317コンサート.JPG

 
今回は、ホワイトデー翌日のコンサート。
チケットは、日頃利用している生協に申し込んだ。
24列目と後方だったが、ステージにいるのは布施明に間違いないと分かる位置。
今度は夫に付き合ってもらったが、通路を挟むことなく隣に座れた。
どうしてもMさんと来た
当時とを比較してしまう。
 
『愛の賛歌』で幕が上がると
ピアノバーで旧友と30年ぶりに再会したという設定の、ひとり芝居が始まった。
よく観ると、舞台右手にはクラシックな街灯が点り、中央のピアノ近くにはカウンターや椅子も用意されている様子。
彼は、このバーで時々歌っているとのストーリー。
周りの音や会話がBGMのように流れて、ひとり芝居の舞台装置もまずまず。
彼の歌唱力は定評のあるところだが、演技力も確かだった。
こうしたコンサートの構成・演出は、すべて彼自身によるものとか。
いつの頃からこのスタイルになったんだろう?
 
その後は、彼自身が選んだ持ち歌10曲メドレー。
『シクラメンのかほり』に始まり、『めぐり逢い紡いで』・『霧の摩周湖』・・・10曲目は、扇子を器用に振り回しながら、アップテンポの『君は薔薇より美しい』。
懐かしさでいっぱいでも、知っている歌は半分もなかった。


エッセンシャル・ベスト布施明

エッセンシャル・ベスト布施明

  • アーティスト: 布施明
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD



Mさんとは互いに連絡を取り合う機会がないままに、しだいに疎遠になった。(その記事はこちら
その後の消息についても、いまだに手がかりすらつかめない。

もしかして、今この会場に?
一瞬、そんな思いが頭をよぎったが、とても現実のものとは思えなかった。
思えば、彼女とはもう20年近く会えずにいる。
あのひとり芝居のように、30年経って会うことが出来ればそれでも夢のように思えた。


       317チヨロギさんから.JPG
 
                  チヨロギさんに頂いた キャラメルアソート


ところで、冒頭に書いたある方とは、最近ブログでのお付き合いが続く、チヨロギさん
偶然にも(本当に偶然)チヨロギさんが、このコンサートに来られることを前日の深夜にキャッチ。
急遽お会いすることに。
ただ、互いに家族が一緒のため、とりあえず座席番号を交換するに留めて、その先を決めていなかった。
そう思っていたら、開演前の時間、座席に着いたところを声を掛けられて。。。
チヨロギさんでした。

≪えっ、どうして分かりました?≫
と、思わず私から。
そうそう、座席番号をチヨロギさんにお知らせしておりました。

ゆっくりお話できたのは、コンサート終了後。
チヨロギさんはお母さまたちと別れて、付き合ってくださいました。
私が思いつく喫茶店何軒かはすでに閉まっていて、あちこちウロウロする羽目に。(すみません)
結局は、
夫と待ち合わせた場所で、夕食をご一緒しました。

今度こちらでお会いすることがあったら、あらかじめリサーチ致しますので

お話がはずんで、料理どころではなかったのが、幸いでした。
これに懲りずにまたお会いできますように。

チヨロギさんとここで出会えたのも、Mさんとの縁がもたらしたものに違いなかった。
諦めずにまたMさんを探すことにしよう。




≪週末の陸≫

1ヶ月ぶりにシャンプーに。
ふわふわが戻った。


       317シャンプー前.JPG
           シャンプー前の車内で シャンプー(苦手)と分かり神妙なようす

       317シャンプー後おつかれ.JPG
                シャンプー後の自宅で 白くふわふわに


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『横山大観展』から [イベント]

“なぜ犬だけがにらむのか”

新聞のこのキャッチに目が留まった。 どうしても「犬」には敏感になる。
そこには、風がふきすさぶ寒い川に、犬が一頭だけ佇んでいる絵があった。(朝日新聞2月20日付・夕刊より)


       



 

『風蕭々兮易水寒 (かぜしょうしょうとして・えきすいさむし) 』
この絵のタイトルは、司馬遷の『史記』によるものだという。

「壮士一去兮不復還 (そうしひとたびさって・またかえらず)」
後に続く、この詩を読めば悲壮感でいっぱいになった。
作者、最晩年の作品とあった。


実際にこの絵を見てみたい。


 

国立新美術館】 で開催の「没後50年 横山大観展」へ。



       


 

新美術館は、先ごろ亡くなった黒川紀章氏の設計によって、昨年1月開館。
6300枚のガラスが眩しかった。
 

       
                
 
                


        

                     
                     
 

横山大観を知っているようで、知らなかった。
長寿だったこと。
富士山をたびたび描いたこと。
おかっぱ頭をちょこんと結んだ幼子の絵(『無我』)が有名なこと。
それから・・・
展示や資料を観て、『屈原』や『夜桜』も大観が書いたものだと改めて気付かされる。

出口近くに、ここへ来た目的の絵があった。


もともとは、暗殺者の心情を題材にしていても、この犬は晩年を迎えた大観自身ではないだろうか?そんな批評が多いのも頷けるところだった。



       



「葬式無用 弔問供物 固辞すること。生者は死者の為に煩わさるべからず」


ふいにこの言葉が浮かんできた。
死者への弔いを煩いと断言できるのは、自身が長寿であるからに違いない。
ところが、これは大観の言葉ではなかった。
大観より少し後に登場して、97歳までを生きた、梅原龍三郎の遺書だと後から知らされる。


今度はぜひ、梅原龍三郎の絵を観てみたい、そう思わずにいられなかった。


 




       

                館内のカフェ・コキーユにて シナモンロールを

            
 


※※※※※


[メンテナンス後に]


メンテナンス後の初めての記事、おそるおそるUPします。

実のところ、こんなに変わるとは・・
皆さんが言っておられるように、改行がうまくいきません。
ブログ利用者にとっては、いろんなコンテンツが増えることよりも、ブログ記事が書きやすく、訂正しやすいのが一番なんだけど。
そのためのブログだから。


 



≪にらまない犬≫

先週末、陸を車に乗せて高速道路を走った。
目的はサービスステーションまでのドライブとドックラン。 いろんなワンコにもあった。


                     

    

        

               

                  

       

これは、家でくつろぐ陸。

テーブルの下にもぐって。

        

       


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八代亜紀コンサート [イベント]

“寒かったでしょう? ようこそいらっしゃいました。”

ステージから落ちそうなほど客席に近づいて、中央、下手、上手と足を運び、腰を低く丁寧に挨拶する彼女。
彼女にそう言われると、今日は本当に寒かった、と大きく頷いてしまう。
その世界に早くもどっぷりと浸かっている、私たち。

 

       

 

夫に付き合って、今日はここへ(中野サンプラザ)来た。
このホールへ入るのはこれでやっと2回目、それも何十年ぶりかのこと。
初めての時は、友人と一緒だというのに、あろうことか通路を挟んで隣同士だった。
二人で行ってそんな座席は、あれ以来一度だってない。
そういえば、あの時も友人に付き合ってきた。

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『はじめてのJAZZ 2』 [イベント]

その昔、伊勢丹へ向かう途中にJAZZ喫茶があった。
狭い間口の扉を開けると、地下へ続く階段があって。。。
この辺りの記憶は曖昧だ。
なにしろ入ったのは一回きりで、もう何十年も前になる。
店の前は何度も通るのに、なんだか敷居が高くて、入るのに勇気がいった。

“だいたい、タイトルからして自己矛盾で。
まるで、「ファイナルファンタジーⅩⅠ」みたいじゃないか”
糸井重里氏が壇上でそう挨拶した。
ゲームを例に挙げたのは、いかにも彼らしい照れ。

そんな今日のタイトルは、
中州産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞presents 【はじめてのJAZZ 2】

 

       

       

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時間は止まらない [イベント]

台風のちょうど1週間前に遡る。
横浜に住む友人と、お昼に元町・中華街駅(みなとみらい線)で待ち合わせた。
早めに家を出たから、時間には充分間に合うと思いながら、何度も腕時計を確かめる。
大丈夫、大丈夫。

 

       
                   この時間で止ったまま

 

そう思いながら、何度目かにようやく気がついた。
時計が止まっている!

しかもよく見ればトンデモナイ時間を指している!
・・・何だか狐につままれたよう。

やがて、それがこの日に相応しい出来事に思えてきた。

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山崎ハコ ライブ [イベント]

数えて、およそ4年ぶりの再会だった。
山崎ハコさん (歌手)。

「もう、なんて言っていいか、わからないです。 ココに来れて、嬉しくて」

 

       

       
登場して2曲披露した後に、一瞬の間があって、トークが始まる。
ぽつん、ぽつんと押し出すような、彼女の言葉に思わず耳を傾けた。

4年前に会った時は、アナウンサーのお別れの会。(その時の記事はこちら
今回は、大学院の「トップセミナー」。
どちらも、純粋なコンサートではないのが、彼女とのエニシらしい。

 

       
                  会場 入口

       
                  ライブ 案内板

 

「若い人たちに、歌手がいかにして命をかけて歌をつくり、歌っているかという姿を見てもらいたい、という願いから企画したもの」 (当日のチラシより)

このセミナーは、学生以外にも公開されて、私はTBSラジオから情報を得て、応募し当選した。
私の左隣には、背広姿の白髪の紳士が。
右隣には、ジージャンが似合う中年の男性が。
200人は収容するという会場に、学生たちに交じって、幅広い年代が集まった。

10代でデビューして30年、中島みゆきがライバルと言われた時代もあったと聞く。
デビュー直後に学園祭で呼ばれ、30年後に大学院のセミナーとして呼ばれた。
だから、今度で2回目のココ、早稲田大学。
紆余曲折の歌手生活の節目に、この大学を訪れたことを素直に喜ぶ、冒頭の言葉だった。

        

              

 

グレーのシャツとジーンズ、小柄で細身の身体には、ギターが大きく重く感じられる。
傍らで彼女と対照的に大柄な男性が、アレンジや演奏を担当。
ご主人の安田裕美さん。
後で壇上に上った、大沢悠里さん(フリーアナウンサー)から、そう知らされた。

曲の度に丁寧にギターを調律して、15曲近くを熱唱。
心に真っ直ぐに届いた、それぞれの楽曲。
思い出すままに曲名を挙げると・・・
自分の情景に歌詞を読み換えた 「百万本のバラ」、
アンニュイな雰囲気に酔いしれる 「ヨコハマ ホンキートンクブルース」、
独自の表現力があふれる 「りんご追分」、
ポルトガル民謡を自分流に訳して、思わず涙をにじませた 「海の子ども」、
彼女のオリジナル曲ではないからこそ、新しいイメージがふくらむ。

4年前の会場でも聴かれた、大好きな歌 「サヨナラの鐘」、
祖母に教えてもらったという思い出をこめた 「稲の花」、
そして、デビュー当時と同じキーの高さにこだわる この歌(↓)

ゆううつな毎日を どうしよう
 わかってるけど グズグズしていて直らない
 このまま閉じこもっているわけにゃいかないが
 いくら言葉で言ってもダメな事もあるのさ
 なぐさめてもらいたいよな 気もするの
 グチをこぼしたら 笑われるし
 そんな弱い私なら
 そんな弱い私なら バイバイ
                 山崎ハコ 作詞・作曲 「気分を変えて」 より

歌っている途中で、ピックが割れて落ちるほどの迫力だった。
オリジナル曲には、ことさらに彼女の思いがこもる。

2時間半、休憩なし。
パワフルに繊細に、5オクターブの音域に挑戦しようとする彼女がそこに居た。

 

       

 

≪命を削る歌唱力≫

セミナーの指導教授・田勢康弘さんが、彼女をそう紹介したことを改めて実感する思いだった。

 

※※※※※

[で・き・ご・と]
ライブの前日、友人たちと日銀見学に出かけた。

 

        

       
                   見学者入口

       
                中庭  撮影はここまで

 

事前に予約し、当日も身分証明を提示しての見学。
見学前に、金属探知機によるセキュリティチェックもあった。

 

       
    

明治29年~平成16年までの長きに渡り使用していたという、地下金庫も見学。
奥へ奥へと入り込んで行き、いくつもの扉を開ける構造。
一番奥の扉だけは何故か日本製(その他はすべて外国製)で、金塊(ダミー)が納まっていた。
関東大震災による火災を経て、壁に残る水シミ。
歴史を感じても、どこまでも実感は湧かなかった。
お土産は、使用済みの汚れたお札のクズ。
もちろん、お札には使えない。

 

       
               お土産のお札 (クズ)

 

その後、近くの日本橋三井タワーへ、足を伸ばして
最上階38階のオリエンタルラウンジでお茶を。

 


     特製のお茶                   おかわりは何杯でも


     グレープフルーツ ジュース          6種のアイスクリーム

 

ちなみに、この階のトイレから望む景色にも感嘆した次第。(↓) 

       
                東京湾を望む

 

◇◇◇◇◇

[いただきもの]
いつもお世話になっているN夫人から、またまたソニエンのお洋服を頂く。
2月のキャンプイン直前に、嬉しさ百倍の虎模様。

 

       

 


 

《今日の陸》
いつもと変らぬ陸でした。

 

       
               チョビちゃん 寝ててもいいよ

       
            掃除機から目ざとく取り上げて 強気な陸

       
               ただいま踏切を渡る練習中  弱気な陸


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寒くなると。。。 [イベント]

寒くなると心から笑いたい。
寒くなくても笑いたい。

1.まずは正統派の笑い
またまた出席した、永六輔クラスの「学校ごっこ」でのこと。
林家彦いち氏(落語家)が今回の芸人。

 

       
                  神宮外苑 (会場近く)

 

大笑いだったのは、彼の著書『いただき人生訓』からの話。
これは、著名人ではなく、無名な人の語った、なんでもない言葉を集めたもの。
彦いち氏によれば、『無名人名語録』(永六輔著)からのパクリ。ではなく、オマージュ。
出かけてわざわざ探すまでもなく、右を見て左を見るうちに、見つかるもの、らしい。

いただき人生訓

いただき人生訓

  • 作者: 林家 彦いち
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本

無名人名語録

無名人名語録

  • 作者: 永 六輔
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 文庫

 その中から三つだけ。
①志ん朝師匠と一緒に浜松駅で新幹線を待っていた時、「のぞみ」がフルスピードで通り抜けた。
  師匠曰く
     「そんなに急がなくてもいいのに」

②寄席で初めてトリをとることになり、緊張でガチガチになった。
 そこで、同期の落語家が彦いち氏を励まそうと言葉をかけてきた。
     「当たってくじけろ、と言うじゃないですか」

③家に居る時、怪しげな売込みがやってきたので、自分なりに怖い表情を作って応対してみた。
 なんでもないときに、「怖い顔」と言われることがあったので、自信をもって。
 すると、相手曰く
     「おかあさん居る?」

ちなみに、落語のお題は、「長島の満月」だった。
彦いち氏は、鹿児島県の北西部にある小さな島、長島の出身。
この島に生まれ育った男が、都会に出て、合コンに参加したら、という想定で話が始まる。
同世代の話題についていけず、何を聞かれても分からずに、「う~ん」と唸るしかない。
はては父親に電話して、なんとか答えようと試みるが。。
「ALWAYS 三丁目の夕日」をヒントに書かれたと知って、笑いのなかに哀歓が残った。

 

2.ネットの笑い
夫が友人から、仕事中は観ないように、と断りがあって、教えてもらったサイトから。
その名も 結婚式スピーチ「中村屋」。
リンク先、下の「中村屋FLASH(ミラー)」のスタートをクリック(音に注意して)してお聞き下さい。

とにかくおかしいです。

 

       
 

 

3.陸の笑い?
普段どおりなのに、やっぱりおかしい。

 ①今朝の陸から

       
                 なにやら おすまし

       
                わはははは 

       
                 ちょっとボクにも
               
 

②これまでの陸
  布団はこうして使うもの?

 

       

       

       

 


 

≪今月会った柴犬たち≫

どこかに陸もまじっています。

 

       

       

       


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第8回ソネブロ写真展示会 出品作品 『ちょっと休憩』 [イベント]

tanamasa63さん主催
「第8回ソネブロ写真展示会』に、初めて出品します。
詳しくはこちらに。

 

  題名 『 ちょっと憩 』

 

 

 

 

 

 

陸も今年で10歳。
ますます、休憩が必要な年齢になりました。
おいしいパンを食べる時も、たのしいカミカミをした後も、いつものようにベッドをひっくり返す時さえも、ほんのちょっと休憩してます。
その一瞬の表情です。 一瞬とは思えないのもあるけど。

 



[できごと]
今日(10月4日)、わんこの話題で嬉しい出来事が2つ。

①「星の隠れ家」にて (お店についてはこちらの記事に)

”お客さんが来るのを、ずっと待ってたんです。これを見てもらいたくて”

遅めのランチを注文した後で、店主から、新聞記事(8月27日付「東京新聞」)を見せられた。
長年通っていても、互いに名前を知らないから、いつも”お客さん”と呼ばれる。

       
                キットちゃんの紹介 
          
「看板犬 キットくん」
店主が指差したのは、この記事。
キットちゃんは、今年6歳になる、♂のコーギー。
『星の隠れ家』の勝手口から、いつも外を見ている。
店の取材に来た記者が、柴犬を飼っていたことから、犬談義が始まったという。
イラストはこの記者のお手製。
見る間にスラスラ描いたという。

       
               お店の紹介も

やっぱり、本物のキットちゃんもパチリ。

       
               今日のキットちゃん

 

②我が家で
これから、陸を連れて夕方の散歩に出かけようとした時だった。
ウチの前に、どこかで見た柴犬の姿が。

リードを持つ奥さまと目が合って、カルタちゃんと分かる。
陸を見るとやっぱり。。。(吠えられました)

”やっぱり、吠えますね” と奥さま。

でも、ウチまで来てくれて、とっても嬉しかったです。(涙)
残念ながら、写真はありません。


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『はじめての町』 [イベント]

金曜日(9月29日)、久しぶりに参加した、永六輔クラスの【学校ごっこ】
ここでもらったチラシに、思わず目が留まった。

 

       
               受け取ったチラシ

 

「‘60年代後半日本のジョーン・バエズと称された フォークの女神こと 小林啓子の30年ぶり待望、復帰のアルバム。。。」 (チラシより)

アルバムタイトル 『始まりでもなく 終わりでもなく』 (9月20日リリース)
その中の1曲にそれはあった。

 

       
               曲目一覧

 

「はじめての町」 作詞:茨木のり子 作曲:小林啓子

はじめての町に入ってゆくとき
わたしの心はかすかにときめく
そば屋があって
寿司屋があって
デニムのズボンがぶらさがり
砂ぼこりがあって
自転車がのりすてられてあって
変わりばえのしない町
それでもわたしは十分ときめく

見なれぬ山が迫っていて
見なれぬ川が流れていて
いくつかの伝説が眠っている
わたしはすぐに見つけてしまう
その町のほくろを
その町の秘密を
その町の悲鳴を

(略)

そうしてわたしは好きになる
日本のささやかな町たちを
水のきれいな町 ちゃちな町
とろろ汁のおいしい町 がんこな町
雪深い町 菜の花にかこまれた町
目をつりあげた町 海のみえる町
男どものいばる町 女たちのはりきる町
                          ~ 茨木のり子「はじめての町」より抜粋 ~

この詩については、以前記事にしたことがあった。(その記事はこちら

はやる気持ちを抑えて、早速ダウンロードする。
茨木さんの詩が彼女のゆったりした歌声にマッチして、なんだか心地よかった。
骨太な詩をメロディにのせるために、言葉が少しだけアレンジされていたけれど。
初めて聴いたのに、どこか懐かしい思いが漂った。

茨木さんが亡くなって、半年以上経っての再会だった。


「学校ごっこ」では、柳屋紫文(やなぎや・しもん)さんの見事な三味線と落語?を楽しんだ。
あの「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵が、両国橋のたもとに差し掛かったところから、なんとも可笑しい話が展開する。
紫文さんは、万人に受けるのではなく、100人中55人が笑えば良いという、幅の狭い?笑いを目指している。
解説した永さんがそう言ったけれど、反応の遅い、この私でさえも、一拍遅れて爆笑。
きっと、誰にも分かる笑いでしょう。 ね、missoちゃん。

 


 

[秋の装い]

10月に向かって、いよいよ衣替え。
陸の周りにも、新たな装いが。。

     <衣>
       
            新しいお散歩袋 「RIKU.」の文字を縫いこむ

     <食>
       
              和久傳の 「秋のたのしみ」を食す

     <住>
       
              新たな気持ちで、玄関に立つ

     <知>
        
              新聞を読む??                          


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