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懐かしの東大寺~関西旅行③ (追記あり) [旅行]

日曜日は、ゆっくり大阪の街を歩くつもりだったのに、ふいに気が変った。
神戸をkurumiさんと歩き、甲子園で野球を堪能して、勢いがついたせいかも知れない。
急遽、奈良へ行くことに決める。
帰りの新幹線から逆算すると、3時間は奈良で過ごせる計算になった。

 

       

       

       

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初めての神戸~関西旅行① [旅行]

神戸というと、まずは異国情緒が漂う街、オシャレな街。
昨今では、大きな震災を経験した街。
関東に住む人間にとっては、横浜の持つイメージにどこか繋がります。
今回、初めて訪れました。

神戸といえば、kurumiさんです。
今年2月に初めてお会いしてから、行ったり来たりのお付き合いで、これが4度目になりました。
お互いに別の目的があっての旅行ですから、やはりご縁があります。

 

       

 

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東慶寺にて [旅行]

【東慶寺】へ着いた頃、まだ雨は止んでいなかった。
そろそろ正午になる時間。
雑誌で見つけた「紫陽花の鎌倉へ」という文字に惹かれて、友人を誘い、とうとうやってきた。
建長寺・東慶寺・鎌倉大仏(高徳院)・長谷寺を廻る日帰りバスツアー。

 

       

       

 

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ミナミへ・ミナトへ [旅行]

この土日を利用して、思わず遠くまでやってきた。
快晴の富士山を越えて。

 

       

       

 

そこは海に囲まれたミナト町

       

       

       

       

 

辺りを見れば、リゾート地のよう

       

       

       

 

駅舎は、古き良き時代を漂わせて

       

       

 

ホテルの佇まいさえ、どこか外国を思わせた。

       

       

 

ここはミナミの地、北九州市。
門司、そして小倉。

 

景色を楽しんだ後、この土地を訪ねた目的の一つ、松本清張記念館へ。
清張宅をそのまま移築したかのような書斎や応接間、そして書庫に特徴があった。
映画化された過去の作品が上映されていたのも面白い。

       

 

偶然にも、年に1回行われる朗読会のリハーサルに出くわした。
題目は『鬼火の町』。

鬼火の町<新装版> 文春文庫

鬼火の町<新装版> 文春文庫

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/11/08
  • メディア: 文庫


3人(男性2・女性1)が本番さながら、さまざまな配役をこなす。
記念館の屋外だから、快晴とはいえ少し肌寒い。
それにしても見事なカツゼツと演技力。
受付のパンフレットで確認すると、3人とも前進座所属のプロの役者たちだった。
スタッフの方によれば、今晩1回限りの公演とのこと。
残念ながら、「予定」があって。。

        

       

 

その「予定」は、こちらのこと。
ふくづくしを堪能。(写真を撮り忘れたものもあり)

       

       

       

 

翌日は、北九州市立文学館へ。

       

 

≪作家の自筆原稿でたどる<文学・青春>展≫
5月6日までの特別企画展だったから、これには間に合った。
若い頃、夢中になって読んだ作家たちの自筆原稿を見るのは、自分を辿るような思いでもあった。
館内を順路に沿って歩いたから、終わり近くだったと思う。
最初の数行が見えて。。。足が止った。

  ぱさぱさに乾いてゆく心を
  ひとのせいにはするな
  みずから水やりを怠っておいて 

                  

       
                パンフレットから

 

茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』の自筆原稿。(鉛筆書きだった)
2002年に新たに書いたものだったが、茨木さんの自筆には違いなかった。
俄かに、この短い旅行が輝いたものになった。

 

※※※※※

<その他の登場人物・動物>

①出会ったイベント
 どちらのお方も目を見張るほどの実力派。
 いづれメジャーデビューも。。
 特にギターの男性は、ドリカムの吉田美和さんにも負けず劣らずの歌唱力でした。
 街行く人が振り返るほどの。

 

       

       

 

②出会ったわんこたち
 どこか愛嬌があって。
 
       

       

 

[お・ま・け]
往復の機内で、懐かしい音楽を楽しんだ。
つい最近、チヨロギさんの記事で話題になったばかりの「若葉のころ」(ビージーズ)。
こんな場所で聴けるなんて。。。涙が出そうだった。

 

       

 

若葉のころ ~ベスト・オブ・ビー・ジーズ

若葉のころ ~ベスト・オブ・ビー・ジーズ

  • アーティスト: ビー・ジーズ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 1996/05/17
  • メディア: CD


≪今週の陸≫

やんちゃなのは相変わらずだけれど、正しい寝姿もあります。

 

       

       

       


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初対面~大阪にて① [旅行]

『スウィニー・トッド』が日生劇場で上演中と知ったのは、公演半ばを過ぎていた頃だった。
慌ててチケットを探すが、当日券でも手に入らないほどの人気ぶり。
ストーリーを気にして、躊躇していたことが悔やまれた。
東京公演が終了し諦めかけた頃に、思いがけず大阪公演(於:シアターBRAVA)のチケットが手に入った。
土曜日の昼公演だから、日帰りも可能なスケジュール。
なんという幸運(!?)
といっても、せっかくの大阪、前日に入ることにした。
そして、せっかくの大阪、ブログでお付き合いのある方にお時間を頂戴した。

金曜日早朝、快晴の東京を出発。
車内で目についた風景をパチリ。

 

       
                 中央線の車内広告から 

       
                 新幹線から 富士山がくっきり

 

『ひとり日和』(青山七恵著)が新大阪まで2時間半の道中、良いお供になった。
この芥川賞受賞作が、発売中の「文藝春秋」3月号に全文掲載されていたのは好都合だった。

文藝春秋 2007年 03月号 [雑誌]

文藝春秋 2007年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/02/10
  • メディア: 雑誌

20歳の女性・知寿(ちず)が、遠縁の71歳・吟子と暮らして別れるまでの一年を描いた作品。
進学はせず、フリーターを続ける知寿の視点から、二人の春夏秋冬が淡々と語られる。
20歳と言えども、希望に溢れ輝かしい未来が約束されている、という現実感はない。
むしろ、71歳の方にこそ、恋人や人生を愉しむ処世術が備わっているような気さえしてしまう。
二人が暮らす吟子の家が、駅のホームから容易に覗ける袋小路にあるのも象徴的だ。

やがて、アルバイトから正社員へ昇格し、社員寮に入るために吟子の家を出て行く、知寿。
若者らしい恋にも結局は破れて、社内に不倫相手をみつけてしまう。
その相手との初めてのデートに向かう車内から、吟子と吟子の家を探すラストシーンが切ない。
23歳の著者が描く世界は、どこまでも自然体だった。

読み終えた頃に、ちょうど大阪へ到着。

 

       
                   地下鉄御堂筋線

       
                エスカレーター 大阪にて

ブログでお付き合いのある、kurumiさんにお会いする。
実はこれまで、陸のホームページを通してお会いした方ばかりで、ブログ上では初めてのこと。
「バーチャルな出会い」(kurumiさんの言)が、現実になるのは、正直なところドキドキです。
”少し、度胸が要りますよね” と、kurumiさん。
頷くばかりでした。

ランチとスィーツをご一緒して頂きました。
いづれもkurumiさんご推薦のお店で。
ランチは、日本家屋の雰囲気で、限定30食のオムライス弁当を。
≪一緒の会計にしますか? それとも別に?≫
二つの注文票を用意して、お店の方が。
ランチタイムには、そうしたやりとりがあるらしい。

 

       

       
               
       

 

お味にボリュームに、お値段にも大満足。
私としたことが完食出来ず。
胸がいっぱいだったので。。。?
             
そしてスウィーツは、紅茶専門店で。
お店のオリジナルブレンド「アルション・ブルー」と、これも限定のケーキセットを。

≪お酒が入っているケーキは、大丈夫ですか?≫
座っている私たちの目線にまで腰を下ろして、お店の方が。
「サバランのような?」 と私。
≪ハイ、そうです≫
kurumiさんはOKでしたが、私はNOを(下戸なので)。
こんな心遣いがいっぱいのお店だから、店内は女性で溢れていました。
お隣に座った、少し年配の女性から
≪同じケーキじゃないのね≫
羨ましそうな声もかかりました。
気さくな雰囲気も大阪チックです。

 

       
    
       
              
       

 

「アルション・ブルー」は、ラベンダー・いちご・ルパープ・矢車草をブレンドしたもの。
すっかり魅せられました。
こちらのお店でしか手に入らないと聞いて、お土産にも。↓
帰ってからも、毎日飲んでいます。 もっと買えばよかった。。

 

       

 

夕方までの長時間、kurumiさんにお付き合い頂きました。
神戸から大阪まで、ご足労頂いて。
その上、スィーツのお土産も頂戴しました。
チョコレートの下は、栗やさつま芋がサンドされた、ユニークなお菓子です。

 

       

       

 

初対面なのに、話題が途切れることなく続きましたね。
ブログでの印象もありますが、お会いしたことでより鮮明になった気がします。
次回はぜひ神戸で、そして東京で、お会い出来ますように。

貴重なお時間を有難うございました。

なお、kurumiさんの記事は、こちらへ。

『スウィニー・トッド』~大阪にて②へと つづく。



≪先週の陸≫
陸にも初対面で打ち解けた様子が。。

 

       

       


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12月 [旅行]

もうすっかり、クリスマスツリーが似合う頃になった。
12月の最初の日曜日。
車のお祓いを兼ねて、陸と一緒に横浜へ向かう。

 

       
               陸も車内でお祓いを受ける

 

「氷川丸」と「マリンタワー」が今年のクリスマスで45年間の歴史に終止符を打つと聞いた。
どちらも、横浜のシンボルとして名を馳せた時期があった。
遠い昔に、私も船内を観覧し、タワーからの展望を楽しんだ。
いつまでもあると思っていたものが、無くなるのはやはり寂しい思いがする。

 <横浜チックな風景>

       

       

       

       

       

 

横浜に到着してから、およそ1時間半。
陸は、私たちが中華街で昼食を摂る間、山下公園駐車場の車内にいた。
犬が乗っていることを係員に伝えたものの、乗降式の駐車スペースに止めたことが気になった。
お茶を飲むより先に陸を連れ出すことにする。

心配したとおり、車は地下に下ろされていた。
地下は、真っ暗な上に、車の上下移動音が響くとのことだった。
車の窓を少し開けておいたから、周りの騒音や排気をもろに受けたことになる。
陸は不安だったのか、最後列から前の座席に移動していた。
可哀想なことをした。

早速、車から連れ出し、山下公園を思う存分走らせたけれど、それで陸は許してくれただろうか?

 

       

       

       

       

 


[できごと]

今日(4日)の朝日新聞夕刊に、茨木のり子さんに関する嬉しい記事が載った。
自宅から40編の遺稿が見つかり、「歳月」と題して、来年2月19日(彼女の命日)に出版されることになった、という。
これまでの茨木さんの作品群とは違って、31年前に亡くなった、最愛の夫との二人だけの世界が描かれている、そんな内容だった。
甥や出版社には、作品の存在を明かしていたというから、いかにも茨木さんらしい周到さだった。
生きているうちに出版しないのは、「照れくさいのよ」。
それも茨木さんらしい思いだった。

 

はもう眠りました
栗鼠(りす)もうつらうつら
土も樹木も
大きな休息に入りました

ふっと
思い出したように
声のない 子守唄
それは粉雪 ぼたん雪

師も走る
などと言って人間だけが息つくひまなく
動きまわり

忙しさとひきかえに
大切なものを
ぽとぽとと 落してゆきます

                     茨木のり子「十二月のうた」


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草津温泉へ [旅行]

先日の【ほったらかし温泉】に続いて、同じメンバーで【草津温泉】へ。
紅葉の時期は過ぎても、「草津」と聞くと誘われる気持ちがあった。

 

       

 

関越自動車道を渋川伊香保インターで降りてから、目的地まではおよそ60kmの道のり。
いつものようにお天気に恵まれる。
それでも東京に比べると、少し肌寒い。
しっかりと着込んで正解だった。

 

       

 

途中、道の駅などに立ち寄って、新鮮な野菜や果物を買い込む。
柚子2つ100円、ブロッコリー1株60円、ほうれん草1把80円、水菜1束100円也。
安さに惹かれて、ついつい手にとってしまう。
ご当地の、りんご(あいかの香り)7個1,050円、さしみこんにゃく200円、も忘れずに。

硫黄臭が少し鼻をついて、やがて目的地に到着。
指折り数えれば、16年ぶりの草津だった。

 

       
                  旅館街

       
                  日帰り温泉 「大滝の湯」

       
                  ちょうど無人の時間

       
             N夫人の手作りお弁当に舌鼓 (完食しました)

 

♪今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって
 約束したじゃない あなた約束したじゃない

たしか、【草津熱帯圏】を訪ねたときだったと思う。
この歌がどこからか流れてきて、歌謡曲はこんな場所にふさわしくないのに、と思いながら、メロディと歌詞が耳に残った。
初めて聞く歌だと思いながら、どこか懐かしいような気がした。
今では、この歌が沢田知可子の「会いたい」だと知っている。
その時から、16年が経った。

(湯畑にて)

       

       

       

       

       

 

日帰り温泉に入って、湯畑に向かうと

♪草津よいとこ 一度はおいで (ハァドッコイショ~)
 お湯の中にも (コウリャ) 花が咲くよ (チョイナチョイナ~)

やっぱり、「草津節」が待っていた。

 

☆☆☆☆☆

[で・き・ご・と]
okumiさんより【kkヨーロッパン・キムラヤ】の大福あんぱん・梅えくぼ等が箱いっぱいに届きました。
ネットでのお取り寄せ1位に輝く、お店です。
高倉健・倉本聡の両名もお気に入りとのこと。
さすがに口が肥えておられます。

 

       
          実際に届いたのはこの倍の数 (おすそわけのあと撮影)

       
             大福あんぱんには、おもちの食感が

 

この他に「イカスミ」や「マカチョコ」等のパンもありました。
いまでは、全部お腹におさまっております。
とても美味しく頂きました。
okumiさん、暖かいお心遣いを有難うございました。



≪今週の陸。。。≫
◇10年前と変らない陸 (現在10歳)

 

       
               いたずら準備

       
               撫でられて上機嫌

 

◆16年前には元気だった【チー】 (享年20歳)

 

       
               お気に入りの場所で


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小旅行 [旅行]

いよいよ秋も深まって、恒例の温泉&グルメの小旅行へ。
今回は、富士を望む【ほったらかし温泉】が目的地。
いつもの4人で、N氏所有のエスティマ(ハイブリッド)車に乗り込む。
ランクル車から切り替えたばかりで、新車の匂いが充満する車内。
乗り心地良し、燃費良し。
いざ出発!

お天気に恵まれて、スイスイ進む中央道だった。
勝沼インターで降りて、およそ30分、目的地に到着。

 

       
               目的地 「ほったらかし温泉」

 

「ほったらかしです あっちとこっち どっちにするかは そっちでね」
こんな、“かる~い”謳い文句の手ぬぐいが入口に。

 

       
               ここから先は撮影禁止

 

コスモスや薄に囲まれた、露天風呂に秋の日差しが当たる。
ためしに、備え付けの菅笠をかぶって日除けする。
時折り吹く風が、温まった身体に心地良い。
残念ながら、富士山は雲に隠れて見えず仕舞い。
それにしても、海抜700mから見下ろす、甲府盆地は雄大で見飽きることがなかった。

 

       
             
       

 

ランチと買物は、N家とお付き合いのある【原茂園】で。
ここは最近、テレビで紹介されたり(日本テレビ「ズームイン!!SUPER」)、ドラマに使われたり(CX「サプリ」)とかで、よく知られるようになったらしい。
13時を過ぎていたのに、カフェはほぼ満席だった。(以前はゆったりしていたそうな)

 

       
                  ランチがすべて一皿に

       
                 ワインとぶどう(ロザリオ)をお土産に

 

「あっ、トランペット」

東京への帰り道、中央道へ向かう車窓から、N夫人が声を上げた。
一年前にもこれと似た場面があったことを思い出す。(その時の記事はこちらで)
トランペットといっても、金管楽器のそれではなく、正式には【エンゼル・トランペット】、いわゆる朝鮮朝顔のことだった。
N夫人の指差した先には、淡い黄色の花が垂れ下がるように咲いていた。
その姿は、なるほどトランペットの形に見える。
私たちが観たのは、小ぶりな植木だったが、やがて大きな木に育つらしい。

昨年の「マユミ」に続いて、今回は「エンゼル・トランペット」。
どちらも、花(木)の名前のように思えないところが面白い。

博学なN夫人に今回も感謝しつつ、家路に着いた。

 

[できごと]

日曜日、陸のシャンプーを終えての帰り、ふと思いついて、ある墓所を訪ねた。
場所もお寺の名前もうろ覚えだったけれど、それほど遠い距離ではないはず。

 

       

       

       

                                                                 

       

       

 

【築地本願寺 和田堀廟所】に、樋口一葉のお墓はあった。
説明がなければ見落としそうな、こじんまりしたお墓が、彼女にはふさわしいと思えた。
新しい花々が添えられてあって、気がつくと、ちょうどその日は、『書く女』の千秋楽(東京)だった。

 


≪今週あったわんこたち≫

陸もどこかに交じっています。

       
                  秋田犬?

       
                  柴犬

       
                  黒柴

       
                  雑種犬


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故郷から [旅行]

今週始め、父の13回忌のために帰郷した。
陸も一緒。
父が陸に会えていたら、どうだったろう?

 

       

       

 

父は、夏目漱石が好き。
とりわけ『吾輩は猫である』が好きだった。
そのくせ、なぜか猫は苦手。
猫にビビル陸の気持ち、分かるかも。
猫については、似たもの同士だね。

 

       

        

 

隣家の柴犬「ミル」は、父のことが好き。
仕事場まで付いてきた、と嬉しそうに話す父だった。
気がつけばミルは、ほとんどウチに入り浸り。
人間にだけシッポを振る陸の気持ち、分かるかも。
きっと父にもシッポを振ってくれたよね。

 

       

       

 

見えないものとか、
聞えない声だとか、
あえて言ってないこととか、
うまく言えないままのこととか、
そういうことのほうが、
ずっと多いのだということを、
ぼくたちは忘れそうになる。
         ほぼ日刊イトイ新聞・糸井重里「今日のダーリン」5月13日号より

 

       

 

この12年間、父の不在を感じずにはいられなかった。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

[お・ま・け]
故郷のお店から

 ☆和食編  【力弥(りきや)】

       

       

       

       

 

 ☆洋食編  【セサミ】

       

       

       

       

 


《旅行中の陸》

       

       

       


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本土寺まで [旅行]

きのう(29日)、千葉にも紫陽花寺【本土寺】があると聞いて出かけたのだが、乗り合わせた電車内で思わぬ出来事が続いた。

 

       

       

 

友人たちとは11時半に現地で落ち合うことにして、出発したのが10時ちょっと前。
初めて行く不案内な土地だからと、予定より少し早めの電車に乗った。
梅雨の時期とは思えないほどの晴天、30℃を超えるとの予報が当たりそうだった。

各駅停車に乗って、3つ目の駅。
停車して扉が開いたと思った瞬間、すぐ近くで火がついたように泣く子供の声がして、
「止めて下さい、止めて下さぁい~」
若い母親の甲高い声がそれに重なった。
電車は止まっているのに???
そのうち、駅の車掌が全速力でこちらへ走ってくるのが、窓越しに見えた。

事無きを得て、再び電車が走り出すまでの、5~6分の出来事だった。
子供の手が汗ですっかり扉にくっ付いてしまったらしい、開いた扉と一緒に動いて(離れずに)挟まれそうになった、車内放送ではそう説明があった。
「止めて下さい」というのは、扉が開くのを止めてほしい、ということだった。

次に乗り継いだ電車には、80歳近いと思える老夫婦が途中から乗車し、二人並んで私からは向かい側の席に座った。ご主人は、ずっと本を読んだまま。
次の駅で何を思ったのか、二人バラバラに反対側の席、つまり私の隣に座った。
「席、替わりましょうか?」
隣のご主人にそう言うと、
「いいえ、いつも一緒に居りますから、結構ですよ」
「なるほど!」 私は思わず声に出して、そう言った。
私が降りるまで、ご夫婦離れたままの席でご主人は本を読み続けた。

そして次に乗り継いだ電車。
KAT-TUNの亀梨クンばりの若者(要するにカッコイイ若者)が、ギターを抱えて乗り込んできた。
私の向かい側の席に座るとすぐに、フランスパン並みの長いパンを出して、そのまま食べ始めた。
呆気にとられる間もなく、私の隣にも別の若者が座って、すぐにコーラの口を開けた。
「プシュ、シュワ」
変な音がして、泡が彼の手から飛び散った。
彼に大勢の眼が向けられ、特に亀梨クンがパンをほうばりながら、笑い出した。
自分の胸からティッシュを出すのと、向かいの席の若い女性がティッシュを渡すのとほぼ同時。
私がティッシュを出すよりは、ずいぶんと素早い対応だった。
女性からのティッシュを受け取った彼は、床にこぼれたコーラをしっかり拭いた。よし、よし。
幸いにも、私の服は無事だった。

 

       
              山手線内で

友人たちと紫陽花見物をした後、帰りの電車が気になった。
行きの電車では、子供、老人、若者が大なり小なり、私のそばで何かをやらかしていた。
今度は誰が何を?

友人たちと一緒の電車では、何も起きなかった。
西日暮里駅で私だけ降りて、ホームで山手線を待っていた。
どうも遅れているようだ、なかなか電車が来ない。
そこへアナウンス。
「京浜東北線の○○駅で人身事故があり、京浜東北線・山手線ともに、ただいま運転を見合わせております」
今度はこれだった。
やがて山手線には影響がないと分かって、15分程度の遅れで、電車は到着した。

 

肝心の本土寺の紫陽花は、この暑さに元気をなくしていた。
菖蒲もすでに散り始めて、時計を一週間以上前に戻したい気分だった。

       

       

       

       
        

ほんの少しの時間でも 永遠と想ふ時がある
ほんの少しの道程でも 無限と思ふ道がある

        

誰の言葉か分からなかった。
この言葉だけをかみしめて、本土寺を後にした。
とにかく暑かった、関東では、6月では一番暑い一日だった。
帰る道の途中で、あんみつを食べて、英気を養ったことは言うまでもない。

 

       
            この日食べた 【船橋屋】のクリームあんみつ

ついでに、これまで食べた、あんみつで暑気払い。

       
            6月中旬の 【いり江】のクリームあんみつ

       
            5月の 【みつばち】の小倉あんみつ

       
          4月の 【都路里】の抹茶パフェ 伊勢丹バージョン

 


《今日の陸》

       
              今日も暑いねぇ

       
              英気を養う?


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